実はリーマンショック後に割安価格で購入していました
今回から、私自身が保有している株式銘柄の分析をしていきたいと思います。
第1回は、安定経営のNTTドコモ(9437)です。
実は、かなり以前のことなので購入経緯は余りよく覚えていないのですが、購入したSMBC日興証券のマイページで確認すると、2008年10月に株価1555円で、200株を購入しておりました。
現在、菅官房長官が自民党総裁選出馬の一報を受けて、携帯電話銘柄は株価を落としているところではありますが、2975円とほぼ倍の株価となってますので、良い買いものをしたと感じてます。
まず企業情報ですが
会社概要 (楽天証券 HPより)NTTドコモグループは、主に移動通信事業を行う。【事業内容】3つの事業セグメントで構成される。通信事業は、ロング・ターム・エヴォリューション(LTE)(Xi)サービスとフォーマ(FOMA)サービスを含む携帯電話サービス、光ブロードバンドサービス、衛星電話サービス、国際サービス及び各サービスの端末機器販売等を行う。スマートライフ事業は、動画・音楽・電子書籍等の配信サービス、金融・決済サービス、ショッピングサービス及び生活関連サービス等を行う。その他の事業は、ケータイ補償サービス、システムの開発、販売及び保守受託等を行う。
となってます。
私自身も、1990年代中頃に携帯電話が広まった際に、最初に契約したのはドコモ携帯でした。iモードも、当時画期的でしたね。
ただiPhoneが日本で発売された当時は、ソフトバンクのみの取り扱いだったので、契約を変更してしまい、その後は契約してません。
株を購入した当時はドコモ携帯を使っていたので、身近な会社だったことが購入動機だったかなと思ってます。
NTTドコモの銘柄分析をしてみます!
まずは、私・アラカンの「高配当株銘柄選びポリシー」を呈示いたします。
(このあたりの考え方は公認会計士・足立武志さんが記した著書『ファンダメンタル投資の教科書』を参考にしてます。よろしかったら、ご一読ください。)
銘柄選びポリシーに沿って、各項目をみてます。
1、売上推移とEPS
ここ2年、少し利益が減ってきてますが、黒字安定で、EPS(一株当たり利益)も
高水準なので◎評価です。
2、営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローも、凸凹は多少ありますが、問題ないですね。◎評価。
3、配置性向
配当性向は、50~60%の間で、少し高いですね。〇評価。
4、ROEとROA
直近のROEは11%台、ROAは7%台で優秀です。評価は◎。
5、PERとPBR
PERが17倍、PBR1.91倍と、少し割高です。評価△。
6、自己資本比率
自己資本比率は70%前後ありますので、安定感十分です。評価◎。
7、有利子負債倍率
有利子負債は全く増えていません。ほぼ無借金に近い状況ですね。評価◎。
8、利益剰余金÷総資産
利益剰余金を総資産で割った数字は、約59%ですので、基準指標30%を大幅に
超えていて優秀です。評価◎。
最後に配当利回りは
配当実績は、2020年3月実績(2019年度)で100株につき120円。ここまで6期連続増配だったのがストップし、横ばいの120円のままですが、2020年8月28日の株価から予想した配当利回りは4.08%と、変らず高配当銘柄といえます。
NTTドコモは想像以上に優良銘柄だった!
さて、アラカンの「高配当株銘柄選びポリシー」に基づき、NTTドコモの分析をしてみましたが、PER等の割高感が△だったほかは、◎か〇評価で、×項目は一つもなく、非常に優良企業であることが、改めてわかりました。
アラカンはNTTドコモは、お宝株として、ずーっとホールドしていくつもりです。
現在、短期的に株価下落の局面なら、買い時かもしれませんね。
それでは、また。